【書評】「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」堀江貴文 著 レビュー

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あなたは親からホントに自立できてる?

転職するとき、

「お父さんが反対するかもなー」とか、

引っ越しするとき、

「お母さんが心配するかもなー」とか、

頭によぎっている・・・なんとことはありませんか?

(ボクはあります。)

そうであれば、この本はあなたの助けになります。

この本のあらすじ

堀江さんの生まれや育ちなど、堀江さん自身についての本です。

人生の分かれ道(中学、高校、大学)で、

堀江さんがどのように考え、

どう意思決定したか。

あなたは、中学、高校、大学は経験しているから

当時のあなたと堀江さんの考えを比べることができます。

突き抜けて成功する人とフツーの人は、

「何が違うのか」がよーーーくわかる。

要は「本当に自分の価値観・信念・情熱に従っているかどうか」。

成功者の特徴

凡人のボクと何が違うのかなーという観点でまとめました。あなたの

自分で決める

なにかを決めるときホントに自分で決めてる?

親を気にして就職先選んでませんか?

ボクは親の意見で就職先を決めて失敗しました。

内定は2社。

中堅IT企業と積水化学。

なんとなくITの方にワクワクがあったのに、

「せっかく国立大の化学科を出たんだから」と言われ、

積水科学に入社しました。

しかしそれはボクの違和感しかないキャリアの始まりでした。

「なんか違うな・・・」と思いながら6年間働き結局退職。

転職してWEBマーケを独学で学び、

起業(個人事業主として)する始末。

貴重な20代後半を積水で完全に無駄にしてしまいました。

キャリアの分かれ道に立ったとき、

絶対にあなたの直観を信じましょう。

とり敢えずやってみるノリの良さがある

「オモシロそう」と思ったら迷わず飛びついてみよう。

やった結果オモシろくなかったとしても、それはあなたの経験値になるし。

堀江さんは同級生にヒッチハイクに誘われて、

迷わず同行したみたい。

これが起業直後のどぶ板営業スキルにつながったんだって。

短期目標を定めて全力で走る

短期目標を定めて全力で走る。

長期の目標を設定しても、人の集中力はそんなに長く継続しない。

全力疾走できるように短期目標を定める。

成功の3ステップ

成功のステップは堀江さんの言葉で次のように語られていました。

ステップ1:挑戦

リスクを取ってやってみる。

(ホントはリスクなんてそんなない)

ステップ2:努力

ゼロからイチへの地道な足し算。

(多くの人がここで挫折)

ここを全力疾走できるように短期目標に分割する。

ステップ3:成功

足し算の完了→掛け算のフェーズへ。

成功したければ挑戦しろ、

挑戦して全力で走り抜けろ!

これだけ。

この本が一番言いたいこと

起業家となり倍々ゲームをしている人は、

過去に地道な足し算を済ませている。

ボクも含め多くの駆け出しのネット起業家は、

足し算のフェーズにいるという事実。

「めげずに期待しすぎず、今日も足し算しよう!」

目標をできるだけ短期にして、今を全力疾走できるようにしよう!