高齢者(65歳以上)向け教育事業は儲かるビジネスにならない、その理由

この記事は約3分で読めます。

ニーズがない:高齢者(65歳以上)の欲を見誤った

学ぶ意欲、成長意欲のある老人が一定数いるかと考えていたが、実際はほとんどいなかった。
人生100年時代と言われている。
65歳で定年しても人生あと35年もある。
35年もあれば、残りの人生でもうひと勝負できる。
パソコン使って基本的なことをできるようになれば、
価値観の合う高齢者同士がチームを作って、新しい何か(歴史のコンテンツサイト作ったり)が生まれるのではないかと思った。
ところがその見通しは外れた。

そもそも、「学びたい!成長したい!」という意欲のある高齢者がほとんどいなかった。
彼らは、脳に負担をかけて自分をアップデートすることに興味はなく、
居心地の良い過去の慣習・価値観の下でのんびりボーッと暮らしたいと思っている。

平日の昼間にスーパー銭湯にいくとそれを実感できる。
大量の老人が平日のまっ昼間から露天風呂でボーーーっとしている。

私はそれを見て「何かしろよっ、ボーとして頭使わないからボケるんだよ」と思う。
でもそれは私の価値観の押し付けで、老人たちはコンフォートゾーンに安住していたいのだ。

高齢者をターゲットにビジネスするなら、
マッサージ、銭湯など、お金さえ払えばラクして気持ちよくなれる系の中毒性の高いものが良いと思った。

中毒性がない:教育サービスは中毒性なし

教育ビジネスは中毒性がない。
たいていの人は理性では勉強しなきゃと思っている。
でも、無意識では勉強したくないと思っている。

アンケートを取ると、
若いときにやっておけば良かったと思うことに「勉強」が挙がる。

でもじゃー今から勉強するかというとそうではない

また、高齢者には学生のように勉強に対し明確な目的と動機がない。

学生には勉強に対し明確な目的がある。
「偏差値の高い大学に入って、有名企業に入社する」という目的が。
でも高齢者の学習に関してはそのような目標や動機がない。

やらなきゃと思っているけど、
実際面倒だし、べつに年金と貯金で生きていけるし、別にこのままでいいや
というのが多くの老人たちの本音。

仕組み化しにくい:作った教育コンテンツが資産にならない

教育ビジネスは広義にはコンテンツビジネスであるが、
パソコン系の教育コンテンツをつくってもすぐに時代遅れになる。

文書作成ソフト一つとっても、
流行りのソフト、インターフェース、考え方などが日々コロコロと変わる。
時間をかけてコンテンツを作っても資産にならない。
ここはある一つの何かに強烈な興味を持った、個人の副業ユーチューバーに任せるところだと思った。

受験用のコンテンツであれば資産になる。
例えば二次方程式の説明コンテンツを作れば、カリキュラムが変わる可能性は低いので、
今後数十年使える。
あとはバイトにそのコンテンツを渡して、レクチャーをしてもらえば仕組みかできる。

まとめ

「ニーズない、中毒性ない、仕組み化しにくい」ということで、
高齢者向け、
パソコン教育事業
は今すぐ縮小するのが正解と言える。