昇格試験に落とされた。
いつになっても海外駐在させてくれない。
同期との仲良しクラブ的な付き合いもメンドー。
転職活動はじめてみようかな？
あなたはそう思ってこの記事をクリックしたと思います。
私は32歳のときに化学メーカー（積水化学）→素材メーカー（日東紡）に転職ました。
そのとき感じたことを忖度なく話します。
転職して良かったこと
「人事評価」と「社内での評判」をリセットできる
私の前職の人事評価は最悪でした。
とはいっても営業成績は良く、表向きの公式評価はAばかりでボーナスもかなり良かったです。
ただ自己中だったので、人事や同僚からは嫌われていました。
明らかに出世コースから外れていました。
前職でのキャリアは完全に詰んでいました。
「俺、サラリーマン向いてなくね？」と思い副業をはじめました。
そして、仕事を頑張るをやめ、完全にサボる方に全振りしました。
すると、昨日まで残業しまくりの仕事人間だった私が次の日からいきなり定時退社のサボリーマンに転身したので、周りの人間は私を訝しげに見るようになりました。
まぁそいつらの目を無視して、副業に没頭することもできたのですが、居心地が悪いというかなんとなく気持ち悪かったのでとりあえず転職してみることにしました。
転職して思ったのは人事評価を完全リセットできる、ということ。
過去の私を知っている人は誰もいない・・・
周囲が私について持っている情報は、
「京大院卒で積水化学出身である」ということだけ。
これはかなり有利！
猫をかぶって大人しくニコニコしていればそれで高評価が得られる！
新しい職場でも副業に専念しており、本業は手抜きのためもちろん結果は出ず、人事考課（紙でもらうやつ）はあまり良くなかったです。
でも、同僚からも人事からも
- 仕事よりも家庭を優先する陽キャ
- 京大卒だから本当は優秀なんだけど本気出してないだけ
として通っていたため、居心地は良かったです。
私は念願の「副業に専念できる最高の環境」を手に入れることができました！！
ここであなたにアドバイスです。
職場を変えずに、周囲からの悪評判を払拭するのは無理です。
- 「人事評価」をリセットできる
- 「社内での評判」をリセットできる
は転職でしか実現できないことだと断言できます。
同期がいない
「同期がいない」ことの何がメリットなの？
と思ったでしょう。
これはメリットです。
何故ならは同期と比較しなくて済むからです。
人は他人と比較することで劣等感を感じ不幸せになります。
「A君が同期で最速で課長になった」
「B君は入社4年目で海外駐在員になった」
こんなことを知って幸せになる人はいるでしょうか？
人は比較すると不幸になるのです。
（会社サイドはわざと比較させて社員を煽っています）
自分で比較しないように気をつけても、他人の噂話しか興味のない低知能なおばちゃんとかが比較してきます。
それが嫌でも耳に入るのでウザいのです。
その点、転職先は快適でした。
比較されない、というか比較対象がいないので比較できないからです。
私は「9時に始業し、17時25分に終業し帰る→副業する」という生活に没頭することができました。
これは私にとってこの上ない幸福でした。
「同期がいない→比較されない→幸せになる」
これは転職でしか得られないメリットです！
お客様扱いされる
お客様扱いされる、これもなかなか快適でした。
キャリアで入社すると最初から大人として扱ってもらえて、周囲からも気を使ってもらえるのでラクです。
新卒入社だと「学生→社会人のイニシエーション的な仕事」として、
- 飲み会の幹事
- ゴルフの幹事
- コピーなどの雑用
をやらされます。
転職者にはこゆのはありません。
副業できる時間が増えた
私は副業できる時間が増えました。
その理由は残業をしないようにしたからです。
残業しないようにするにはコツがあります。
それは。転職して最初っから定時退社を徹底することです。
「定時退社キャラ」が定着すれば、毎日抵抗なく定時で帰ることができ、副業に多くの時間を副業に使うことができます。
海外出張が増えた
私は前職への不満として、
- あんまり海外出張させてもらえない
- 海外駐在させてもらえない
というのもありました。
転職の採用面接で「海外に出ていく仕事がしたい！」
と伝えていたので入社して2ヶ月目からバンバン海外に出してもらえました。
飛行機の中ではハーゲンダッツを食べながら副業をし、出張先のホテルでは美味しいものを食べるか副業をしていました。
かなり幸せでした。
友達で転職して後悔した話
私の大学や大学院の友達で転職して後悔した話は聞いたことないです。
その理由は、
・辞める時はその会社が相当嫌になっている
というのと
・前職での問題点を明確にして、それを解消するために転職している
というのがあるように思えます。
まとめ：転職して良かった
私は転職してすっごく良かったです。
転職って、「人生で初めてのレールから飛び降りる決断」なのですごく勇気がいると思います。
でもこの決断をしたからこそ、「会社を起業している今」があります。
今の会社がちょっとでも嫌なら、転職を検討した方が良いと思います。
「逃げ」とか言われても、「うるせぇーな」って返して転職するべきです。
私は7年前にDODAとリクルートエージェントを使って転職しました。
今はいろんな転職サイトがあるので、とりあえず登録してエージェントと面談して肌に会う人材会社と転職活動を進めるのが良いと思います。
