理科大とMARCHに受かった!どっちにいこう?

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あなた
あなた

国立大学は落ちた、早慶も落ちた。
理科大とMARCHの理工学部に合格した。
どっちに進学しよう。

今、こんなふうに迷っていると思います。

それで、たぶん理科大を選ぶと思います。

僕は2008年の理科大卒ですが、正直失敗したと思っています。

東京理科大学には向き・不向きがハッキリあります。

向いている人は、

  • 真面目に授業に出席し
  • 良い成績を取り
  • そのまま大学院に進学し
  • 大手メーカーに技術職として就職

します。

向いていない人は、

  • 専門科目への興味を失い
  • 授業に行かなくなり
  • 留年

します。

そして

退学するか

なんとか卒業して文系就職する

といった感じです。

東京理科大は向いていない人には

最悪の大学です

この記事は理科大とMARCHの両方に受かっている人へ

進学先選びのヒントとなるような情報を提供します。

理科大はどんな大学か?

基本的に忙しい

大学1年~4年まで授業、実験、実習で忙しいです。

テストもだいたい厳しく、

勉強しないとフツーに単位を落とします。

追試とか救済措置がない場合は、容赦なく留年となります。

大学院進学が前提

大学院進学が前提となっている学科が多いです。

これは専門科目に情熱を持ち続けている人にとっては問題ありません。

しかし専門科目にウンザリし、別の道を探している人にはかなり不都合です。

理由はこういうことです。

大学3年の後半、もしくは4年になると研究室に配属されます。

研究室には毎日、場合によっては土曜日も行かないといけません。

そうなると、就職活動に思いっきり時間を使えません。

文系の就活となると30社〜50社にエントリーするのが通常です。

就活に十分な時間が使えない、というのはそれだけでかなり不利です。

研究職になるためのレールしか用意していない

理科大のカリキュラムは研究職/技術職になることだけを想定して作られています。

なので、

「この専門科目全然面白くなかったー」

「もうやめたーい」

という人は路頭に迷います。

というか、興味を失った学問を強制的に勉強させられるのは地獄でしかないです。

この専門科目は自分に向いていないなぁ・・・と気づくのは大学2年の終わりくらいなので、退学するわけにもいかず、かなり焦ります。

専攻してみて「これは違うな」って気づくことは立派な前進なのですが、理科大はそういう学生への進路や選択肢をまっっっっっったく用意していません。

自分でなんとかするしかないです。

どんな人は理科大に向いていないか?

遊びたい人

大学入って遊ぶぜー、ハジけるぜー

という人はぜっっっったいに理科大はやめよう!

私のクラスメイトで上智の理工を蹴って理科大に進学した人がいました。

就活で有利そうだから、という理由で理科大にしたそうです。

彼はバンド(軽音)サークルに打ち込み、3年→4年に進級できず留年しました。

そして、そのまま退学してしまいました。

遊びたい人はMARCHにいくか、文系の学部に進学するのが良いでしょう。

部活に打ち込みたい人

部活に打ち込みたい人は理科大はやめるべきです。

体育会で一生懸命頑張っている人は、結構留年していました。

私のクラスメートでラグビー部の人は2回留年して結局文系就職していました。

勉強が嫌いな人

勉強が嫌いな人は、マジでガチで理科大はやめとけ!

理科大は学生にかなり勉強させます。

勉強が嫌いな人にとって4年間勉強させられるのは苦痛でしかありません。

自主的に勉強できる人

自ら本を読んだり、興味のあることを調べたりできる人も理科大はやめましょう。

本当の勉強って、テストのための勉強だけじゃありません。

興味のある本や専門書を読んだり、新聞を読んだりするのも勉強です。

むしろこっちの方が、社会に出てから役に立ちます。

理科大は必修科目のボリュームが多く、とにかく強制してくるので試験勉強以外の勉強をするのが難しくなります。

理科大のメリット

理系就職に強い

理科大生は理系の就職活動ではMARCH生よりも圧倒的に強いです。

理系就活であれば早慶よりも強いです。

私の感覚だと、旧帝大→東工大→理科大の順で有利だと思います。

東証一部の上場企業の研究職/技術職にバンバン入っていきます。

そのワケは、

理科大生は長時間に実験への耐性と、レポートを書きまくる力が備わっていると

企業の人事は知っているからです。

文系就職でも決して弱く無い

文系就職するにしても理科大生という肩書きは不利ではありません。

少なくともエントリー段階の学歴フィルターで落ちることはないです。

不真面目そうな印象はないので、面接でそつなく応対できればどこかに決まると思います。

【暴露】私の学科の状況(ここは読まなくて良い)

私は2003年に東京理科大理工学部工業化学科(今は名前変わって先端化学科)に入学しました。

1学年160人くらいいましたが、

1→2年次に上がるタイミングで約40人程留年し、

3→4年次に上がるタイミングで約10人程留年しました。

2回留年した人もいました。

留年したタイプの人は皆レールから外れているタイプで、

卒業後は文系就職したり起業で成功したりしています。

留年者たちは皆あの5年間は無駄だったと述べています。

まとめ

華やかな大学生活をおくりたいと思っている人!

理科大はやめよう!!

確かに「理科大」ブランドは、就活のときMARCHよりもはるかに有利です。

ただそのブランドを手に入れるために、

人生でもっとも大切な時期(18-22歳)を課題にまみれて過ごすのはもったいないと思います。

今「自由が欲しい」って思っているのであれば、絶対MARCHに行った方が良いです。

遊びつくして虚しくなって、

「勉強しようかな、留学しようかな」と思ったら、

そのタイミングで猛勉強や留学準備を開始すればいいのです。

MARCHだと就活は苦労すると思います。

しかし、

MARCH + 体育会系部活
MARCH + 留学

であれば、40社くらい受ければ1社くらい大手から内定が出ます。

とにかく、この記事を読んでくれている人には、納得いく大学生活を送ってほしいです!!!