もうすぐ高3生
志望校だけでなく、学部や学科ももそろそろ決めないと
理科が好きだから、理系にしようかしら
チョット待ってください。
その決め方はあとで絶対に後悔します!
理系の場合、学科選びはマジで重要です。
テキトーに選ぶと100%後悔します!
まず決めなきゃいけないこと
まず決めなきゃいけないこと、
それは大学を卒業したら何をするかです。
そんなんわからねーよ
と思われるかもしれません。
それがフツーです。
ただ確実に言えるのは何かをしてお金を稼がないといけないということです。
じゃ、どうやってお金を稼ぐか?
2つしかなくて、
- 会社に就職して労働する
- 自分で会社を作る(起業する)
です。
まずこれを決めないと学科選びはできません。
起業する!って決めた場合
絶対ヒマでラクな学科が良い
大学の授業で習うことなんてほとんど役に立ちません。
多くの日本の大学の授業は、
老人(教授)が90分間教壇に立ちブツブツとつぶやいて終わりです。
本当に学びたいことがあれば図書館行って専門書を読めばスミます。
時間をかけずに優(A)の単位をゲットし、残りの時間で真に学ぶべきことを独学する。
あまった時間を短期留学にあてる。
こんな感じがいいです。
経営工学科はオススメ
経営学科と情報科学科の中間のような学科が存在すると思います。
これはホントに起業家志望にはピッタリの学科です。
プログラミング等のITの知見と経営を同時に学べるからです。
他にオススメの学科
数学科、物理学科、情報学科も良いと思います。
ITにも関われてそこそこ高度な数学も扱うからです。
オススメできない学科
化学系と生物系はオススメできません。実験が多いからです。
実験というのは料理をイメージしてもらればと思います。
材料買ってきて煮たり焼いたりする、それを何かで測定する。
これが実験です。
これは単純に無給の肉体労働です。
高度な計算もしないので頭もそんなに良くならない。
建築学科もまた模型をつくる課題とかでめちゃめちゃ忙しそうです。
土木学科は作業着を着て測量とかがあります。
起業家は起業に集中するべきなので、忙しい学科は避けましょう
就職して生きると決めた場合
まずそれぞれの学科の就職先をみると良いでしょう。
どんな会社に就職したいのか考えたあとに、ゴールから逆算して学部学科を決めるのがよいです。
会社四季報を買ってきましょう。
学部選び失敗パターン
化学が得意だからって化学科を選んだ場合
確かに高校の化学は面白いと思います。
ただこれを専攻し職業にしようとすると話は変わってきます。
化学科に進学したあと、どんな人生が待っているかというと、
- 大学3年まで・・・毎週学生実験&レポート30枚
- 大学4年・・・研究室配属、月~土まで週6で実験→就活する時間なく気がつけば大学院に進学
- 大学院・・・ひたすら研究&実験
- 就職・・・化学メーカー、素材メーカーに技術職として入社。地方のど田舎の工場or 研究所で勤務
これ、魅力ありますか?
生物系、あと薬学系もこれと似たようなものです。
先入観だけで選択肢からはずしてしまった
数学が物理学科は就職に不利そうだからやめておこう・・・
そんな風に考えていませんか?
全然そんなことはありません。
高度な数学的思考ができる人は、金融・IT業界から引っ張りだこです。
バイトと合コンしかしてこなかった経済学部生より競争力があります。
学科選びで他に考慮したほうが良いこと
単位取りやすいか
大学の単位は、
- 優:~80
- 良:~70
- 可:~60
- 不可:~59
となっています。
多くの大学生は取り敢えず卒業できれば良いと考え「可」ばかり取って単位数を揃えます。
これは後悔するパターンです。
企業によっては大学時代の成績も選考内容に含めてきます。
また海外の大学院を受験する際、
学部の成績の平均値(GPA: Grade Point Average)はかなりのウェイトを占めます。
単位の取りやすさは学科によるので、その情報も調べておくとよいでしょう。
女子の比率
女子は多いほうが華やかで良いですよね。
数学科や物理学科はマジで少ないです。100人中4人とか。
逆に経営工学科や建築学科は多いです。100人中35-40人くらいいるのではないでしょうか。
ただ自分の学科にいなくても、
留学イベントとかで出会えるのであんまり気にしなくて良いと思います。
まとめ
学科のリサーチや大学卒業後の人生のイメージ化は、
一旦受験勉強の手を止めてでも真剣に取り組んだほうが良いです。
学科選びをミスると、4年間あるいは6年間を無駄にします。
特に化学と生物が得意な人は要注意。
それらを専攻した結果どんな人生が待っているのか、よーーーーく調べた方が良いでしょう。
化学&生物は高校理科に含まれる科目なので受験生がイメージしやすく、
選択肢に入りやすいのだと思います。
これで失敗している人を何人もみてきました。